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2023/01/19
まなびおおさかステイホーム応援 第十弾~芝川先生、今日も行く マンホール見聞録開始♪第1回目、大阪府羽曳野市第一回目です
まなびおおさかステイホーム応援 第十弾は、大阪市在住会員 芝川明義さんの
「芝川先生、今日も行く マンホール見聞録」をスタートします。
街歩きでマンホールを見ると
マンホールにはその地方の歴史があります。
普段は気にすることもなく通り過ぎることがほとんどですが、
よく見ていくと個性が現れています。
最近では公募デザイン、アニメキャラクター、ゆるキャラ、
その街を表すデザインなどの
利用やカラー化もされるなどカラフルになってきています。
一度、街歩きをしながらじっくり眺めてみませんか?
新しい発見ができるかもしれません。
旅先での思い出にもピッタリ!!路上の芸術を堪能しませんか
第1回目は、大阪府羽曳野市のマンホールの第一回目です。
2022/11/10
まなびおおさか「ステイホーム応援第九弾」中河吉由樹さんの 「My partnerʼs holiday 相棒たちの休日 ~表具師の道具~」 六回目 糊刷毛
まなびおおさか「ステイホーム応援第九弾」
京都府在住中河吉由樹さんの
「My partnerʼs holiday 相棒たちの休日~表具師の道具~」
第六回目は糊刷毛です。
My partnerʼs holiday
相棒たちの休日~表具師の道具~
京都市在住会員 中河吉由樹
表具の仕事を始めて、約30年の歳月が流れました。
これまでお世話になり、そしてまだまだこ れからもお世話になる相棒たちの
ひと時の休日をご紹介させていただきたいと思います。
写真の説明
5寸(約15㎝)幅の狸毛で、黒一の二丁掛(が け)です。
二丁掛とは、毛量が2倍という意味で す。
掛け軸の総裏(そうら)という工程専用として 使用しています。
理由は、この工程で使用する宇 陀紙(うだがみ)は、
ものすごく吸水性があるから です。こういう特性を「糊を食べる」紙と言った りします。
My partnerʼs holiday
相棒たちの休日~表具師の道具~
②糊刷毛(のりばけ)
京都市在住 中河吉由樹
今回は糊刷毛をご紹介したいと思います。
糊をつけるために刷毛を使用するのだから、
全ての刷毛は糊刷毛と言うのではないのかと思われ た方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、表具師の認識では、糊刷毛は一般的に薄い糊をつ けるための刷毛を指します。
(ちなみに、濃い糊の場合は「つける」、薄い糊の場合は「ひく」 と言います)
薄い糊とは、一般的には牛乳くらいの濃さとされています。
言葉にすると、前回のマヨネーズくら いとか
今回の牛乳くらいとか、
いかにもアバウトな表現ですが、
実際として、修行を始めたばかりにはこのように教わります。
その後、各々の技量や紙質、環境等に合わせて調整していくよう になります。
この見極める能力もまた、表具師の実力の一つだと思います。
さて、糊刷毛ですが、薄い糊を均一にひくには糊の含みが良い毛を使用します。
山羊の毛で作ら れた刷毛が一般的です。しかし、私はあまり使用しません。
理由は、毛が抜けた時に、白い紙に 白い毛では見にくいからです。
でも、色付きの紙(例えば、古色付きの紙や色鳥の子紙など)に は
敢えて山羊の毛の刷毛を使用することもあります。
もう一つ、馬毛も一般的です。
5寸(約15㎝)幅の狸毛です。狸毛の中でも黒 一、黒ニというランクがあり、
これは黒ニです。
狸毛は高価である上に、今はなかなか手に入らな いと思います。
黒二の特徴は毛先の黒さが若干薄いのと、腰が弱 いことです。
なので、繊細な作業には黒一より黒 二が適していると思います。