一首万華鏡　　「伊勢物語」『狩りの使ひ』　　　　　　　　　　　　　君や来し我や行きけむ思ほえず　夢かうつつか寝てか覚めてか　　　　　　十四回目　八幡市立松花堂美術館展示解説書

インフォメーション

2023/10/08

一首万華鏡　　「伊勢物語」『狩りの使ひ』

君や来し

我や行きけむ

思ほえず

夢かうつつか

寝てか覚めてか

会員それぞれのまなびの個性を活かして伊勢物語に出てくる歌に、

唄や歌、絵画などで膨らみを持たせてご紹介する企画をたてました。

第十四回目は、

大阪市在住会員　平田一朗さんによる珍しい美術館等の「伊勢物語」の資料です。

初回は、八幡市立松花堂美術館の展示解説書　47ページ　三十八　伊勢物語です。

資料の題は、「奈良絵本・絵巻のたのしみ‐おとぎ話のはじまり　　展示解説」

形態　奈良絵本　一帖

分類　平安物語

表紙・外題‣内題・奥書・複製・翻刻　なし

内容　在原業平とされる昔男は、初冠をすると、奈良の京で姉妹を見初める。

　　　また、事情があって、東下りをして、様々な和歌を作る。

　　　多くの女性との恋愛を経て、やがて、死んでいく。

企画のイメージ画は、茨木市在住会員　鈴木敏正さんのパステル画です。